とにかく嫌われまくりなMLMビジネスだが、正面から攻めても儲からないことは皆よくご存じかと思う。ゲームで言うところの、ハードモードである。決してイージーモードではない。
私の場合、それは承知の上でMLMビジネスを始めたのだが、現在はIT企業に勤める傍ら、その知識を生かして副業でアムウェイビジネスをやっている。
今では副業の収支もプラスなので、割と余裕があるほうではあるが、収支プラスに持っていくまでには色々と試行錯誤があった。また、アムウェイビジネスに携わる中で、去っていく人や、稼げないから別のネットワークビジネスに鞍替えする人たちも、数多く見てきた。
そのような経験をふまえ、「MLMでやっていける実力があるなら、ペーペーでも突破口のあるアムウェイが一番良いよ」という話をしようと思う。
別にここでポジショントークや勧誘をしたいわけではないので、興味がある人は参考情報として読んでもらえたらと思う。
日本国内のネットワークビジネス会社
まず、アムウェイ以外にもどんな選択があるのか知りたい人のために、以下に国内の主なネットワークビジネス会社を一覧にまとめてみた。改めて見ると、結構な数だな。
数あるネットワークビジネスの中からアムウェイを選ぶ理由
上記のとおり、色々な選択肢があるわけだが、何かしらの縁があるのであれば無理にアムウェイを選ばなくても他のMLMからスタートして全く問題ないと思う。一方で、何となくMLMをやってみたいのであれば、アムウェイを選ぶほうが良い。その理由を説明しよう。
結論から述べると、数ある日本のネットワークビジネスの中で、アムウェイが一番売上が高いからだ。
現在のアムウェイの売上は900億円台。過去に2000億円あった時代もあり、その時よりもダウンしているものの、現在2位の三基商事が500憶円台であることを踏まえると、依然としてアムウェイがダントツのトップである。ちなみに、3位は核酸ドリンクで有名なフォーデイズ、4位はサッカーの小野 伸二がアンバサダーのニュースキンだ。
仮に1位と2位の順位が逆で、もし三基商事が首位なのだとしたら、私は三基商事でビジネスするよう勧めるだろう。要は、とにかく売上が一番高いところ選んだ方が良いということである。
日本の人口で、ネットワークビジネス全体の限界を考えてみる
世界人口白書によると、2023年の日本人口は1億2330万人で世界第12位(2022年は1億2560万人で世界第11位) 。2022年に比べ230万人減少しているそうで。
人口減少はさておき、ここから仮に1人が3人に勧誘成功するシナリオを考えてみよう。最初の1人を第0系列、勧誘成功となりその下位となった3名を第1系列としよう。第2系列は3名×3で9名となる。第0系列~第2の合計は13名だ。
これをどんどん計算していくと、第何系列までで日本の人口に達するのかが分かる。これを見れば、ネットワークビジネス全体の限界点が見えるのだ。
ちなみに今回pythonで計算してみたが、コードは以下の通りなので、紹介しておく。
# 日本の人口
population = 123300000# 勧誘される人数(1人が3人を勧誘する)
invitees_per_person = 3# 勧誘のラウンド数とそのラウンドでの勧誘者数を計算する
round = 0
inviters = 1 # 最初は1人からスタート
total_inviters = 1 # 合計勧誘者数while total_inviters <= population:
round += 1
inviters *= invitees_per_person # それぞれの勧誘者が3人を勧誘する
total_inviters += inviters # 合計勧誘者数に加算
if total_inviters >= population:
breakround, total_inviters
結果、16系列と17系列の間で、日本の人口を超えることが分かる。仮に日本国民が全員アムウェイをやったとしても、ここで限界になるわけだ。日本国民全員アムウェイで、たった16系列ですよ?
もちろん、現実は日本国民全員がMLMをやるわけがなく、潜在的な勧誘コンバージョン層は一定の割合になる。仮に総人口の10%、10人に1人がMLM会員となる状態だとすれば、上記の計算で1200万人に達するのが14系列と15系列の間となる。
また冒頭で紹介したように他のネットワークビジネスも数多く存在しているので、それらのメンバー達もひしめいている。つまり、上記のような非常に限られたパイの中で、熾烈な客の奪い合いが起こっていることは数字上からも想像に難くない。
そんな中でなぜアムウェイ?
上記を鑑みると、「MLMは既に多くの潜在的な顧客にアプローチ済みである可能性が高く、新規の勧誘チャンスは限られてくる」と考えられる。会員数の多いアムウェイであれば、2度3度勧誘された経験がある人も出てくる。
ここで怯む人が多く、打席に立つことをしないパターンが多いのだが、実際は打席に立つ回数をいかに増やすかが重要となる(気になる人は「ザイアンスの法則」で調べてください)。そして、打席に立つ回数を増やす突破口を見つけやすいのが、会員数が多く知名度も高いアムウェイなのである。
なぜなら、アムウェイは広大な会員ネットワーク基盤とブランド認知があるので、うまく立ち回ればネットワーキングの機会は他よりも多く、またいろいろな顧客層へのアクセスできるからだ。これが正にペーペーの突破口となる。むしろ後発参戦するネットワークビジネスにおいて突破口はここしかないと言える。
逆に会員基盤が弱いネットワークビジネスの場合、このような突破口が用意されておらず、先行者だけが得する状態が膠着していることが多い。ペーペーは満足に打席に立つこともできず、ひたすら養分になってしまうのだ。
自費購入によるマイナスを抑える
突破口を見つけ、打席に立つ数を増えてくると、足りないポイントを補わなければならない場面が出てくるはずだ。そこで出てくるのがネットワークビジネスの定番、自費購入である。
この自費購入をうまく回せるかどうかで明暗が分かれる。
前提として、ボーナスのプラスと自費購入のマイナスを計算して、最終的に収支をプラスにする計算と行動が必要になるのだが、アムウェイの場合はブランド認知があるため、製品を使ってみたいという世間のニーズは他のブランドよりも高い。
つまり、リセールバリューが高いため、高価買取する業者の数も多い。 しっかりとした買取業者であれば、在庫リスクを極力減らすサービスを用意しており、査定なしで買取してくれるところもあるので、ABOとしても収支計画が立てやすいのである。
自費購入(買い込み)に疑問を持っているABOへ
正直、自費購入(買い込み)なしで成功したいという考えは甘い。月収100万以上を目指したいのであればそれなりのリスクの取り方が必要になる。みずから成功にコミットしないと、ダウンラインも本気にならない。これは文章では伝えづらいが、取れるリスクの範囲で一度やってみると、ダウンの動きが見違えることが分かると思う。
重要:転売によって生じるリスクを避けること
ここまで色々書いてきたが、何でこのような記事をわざわざ書いているかというと、「身バレリスク」の重要性を深く考えず、安易な方法で在庫を処分しているABOが多いからある。これをやられるとアムウェイの監視が強まり、私もビジネスがやりにくくなるのである。
とにかく身バレリスクを低減させるのが超重要であることは、動向を追っているABOなら重々承知のはず。そのためには信頼できる店舗を探し、それ以外は利用しないことだ。
私も、信頼の置ける、「ある店舗」だけに買取対応してもらっている。気になる人は、こちらを読んで探してほしい。様々な条件を確認し、最終的に「アムウェイ買取ならここがベスト」と判断して、この店舗のみを利用している形だ。
店舗について気になる人は、記事下の「コメントを書く」ボタンからコメントください。ひょっとしたら、返信するかも。
まとめ
改めて伝えておくと、そもそもMLMビジネスはゲームで言うところのハードモードだ。誰でも簡単にクリアできるわけでなく、プレイヤーのスキルと攻略法が相まって、初めて収支プラスにできるのである。そして、身バレはゲームオーバーとなる可能性があるので気を付けてほしいということだ。
長くなったのでポイントをまとめると、特にご縁が無い状態でペーペーからMLM始めるなら、突破口があるアムウェイを選びましょう、買取店舗をうまく使いましょう、身バレリスクは極力抑えましょう、ということ。
ちなみに「アムウェイ 身バレ」などでググると、色んな情報がでてくるので、是非調べて欲しい。このブログにも、ヒントをちりばめているつもりだ。ひょっとしたら、あなたのビジネスをケア・サポートしてくれるベストな店舗が見つかり、目標に近づくきっかけになるかもしれないよ。